炊飯器
2007/07/31 22:34
私が料理自体をし始めたのは、以前一人暮らしをしていたときからなのですが、当時はご飯を炊いてふりかけをかけてチャーハンにする程度でした。
当時は、お腹がふくれればいい。という信念だったので、ほんと飽きもせず毎日のようにチャーハンばかりの日々でした。
友人たちからも、チャーハン、チャーハンといわれていたし、今振り返るとあんなまずい(?)チャーハンをよくも毎日毎日2年半の間食べていたな。と。
当然、野菜なんかはほとんど食べない。
たまに給料日なんかは豪勢に、豚肉のしゃぶしゃぶを食べる程度。
そんな私も、最近このサイトを作るにあたってちょっと本格的な料理をするようになりました。
とはいっても、お昼たまに作る程度ですが・・・。
どっちかっていうとブログのネタのために作る・・・という言い方の方が正確かも。(笑)
炊飯器を見に行った
このブログを一度でも読んだことがある人であれば、私がこだわり性な事は一目瞭然でしょう。
料理自体の腕は初心者レベルですが・・・。
そんなわけで、電気屋に行くとついつい最新の家電やら、興味がある製品の前から動かず、数時間経過していたことがしょっちゅうあります。
で、先日、意を決して(?)炊飯器のコーナーに行きました。
炊飯器の種類
炊飯器なんて結局熱でお湯を沸騰させ、時間が来るまで沸騰させ続ける。だけだと思っていました・・・が、色々な種類があるんですね!
友人が、うん万円の炊飯器を持ってる。なんて聞いて、単なる温熱器がなんでそんな高いんだろうと。
IH炊飯ジャー
昔からよく聞く、IH炊飯ジャーのIHってなんなんでしょうね。
電気屋の炊飯器のコーナーには、色々なタイプ別に特徴が書かれた表が掲げられていました。
見てみると・・・
超音波圧力IH式 > 圧力IH式 > 超音波IH式 > IH式 > マイコン式
と並べてあって、左に行くほど高価ですがおいしくできるらしい。
そもそもIHってなに?
IHとは
IHとは、炊飯器に限らず電気調理器にもちいられる単語で、電磁誘導を利用して加熱する方式のことのようです。
なんじゃらほい??
たとえば、当サイトでよく使う中華鍋をもちいた調理は、ガスコンロに火をつけその火が中華鍋に伝わることで鍋の温度が上がるわけです。
つまり、「火」→「空気」→「中華鍋」という具合に伝わるわけで、どうしても損失が多い。
火の温度自体は数百度なわけですが、中華鍋自体は炎に比べると温度が低いわけです。
それに対してIHの場合、電磁誘導を利用して中華鍋自体(炊飯器の場合は、内釜)が発熱するシステムなので、損失自体がほとんどないわけです。
たんなるマイコン炊飯器は、内釜の下にヒーターを装備し、薄い内釜を使用して炊きあげる方式で、「ヒーター」→「内釜」→「水・米」のように内釜内部に熱が伝わるまでにワンステップ踏まなければならず、IHに比べて火力が弱いのが弱点なわけです。
IH炊飯器の場合は、いきなり「内釜」→「水・米」になるため熱損失も少ないし、内釜自体を分厚く作れます。
つまり、炊くときに有利なだけでなく、冷めにくく保温性にも適していると。
マイコン 炊飯器
たいていマイコン 炊飯器はせいぜい4000~8000円程度のようでした。
外見も、上の画像のようないかにもという感じ。
IH炊飯器
それに対して、IH炊飯器になるとちょっとかっこいい。
何となく、最新機器って感じ。
値段はちょっと上がって12000~13000円ぐらい。
超音波IH炊飯器
超音波IH炊飯器というと、なんかものすごいハイテクを装備してそうだけれど、グレード的には中っくらい(らしい?)。
超音波を使うのは、炊くまえに超音波を使ってお米に水を吸収させると同時に、むらなく吸収するんだとか。
超音波を使った方が甘みが増す・・・とのこと。
値段はまぁまぁ高い。19000円ぐらい。
圧力IH炊飯器
CMとかでよく耳にするのが圧力IH炊飯器。
圧力というと、圧力鍋を思い浮かべますが、当サイトでも圧力鍋を利用して作ったチャーシューを紹介しましたが、圧力鍋を利用すると短時間で、柔らかい仕上がりになります。
この事は私の友人の多くの主婦も知っていると思うんですけれど、ほとんどの人がどうして圧力鍋だと柔らかく短時間で煮ることができるか知らないようなので、ここで私のインチキ(?)的な知識を使って解説すると、基本的に物質(というかここでは液体)は、気圧が増すと沸点が上がります。
1気圧での水の沸点は100度なわけですが、圧力をかけることによって110度とか120度にすることができます。
圧力鍋で煮込むと水の温度が100度以上になるため、短時間で肉の中心部まで熱を通すことができます。
肉というのは、煮る時間が長くなれば長くなる程固くなるため、短時間で高温で煮た方が柔らかくできるため、圧力鍋で煮た方が短時間で柔らかく煮込むことができるわけです。
逆に、気圧の低い山頂では水が100度に達しないうちに気化してしまうので、お米が炊けなかったり時間がかかってしまうわけです。
※気圧が低い場合でも、圧力鍋を使えばちゃんと炊くことができるわけですが。
おいしいご飯の炊き方を聞いたら、ガス炊飯器をあげる友人がいました。
調べてみると、ガス炊飯器は、電気の代わりにガスを使用して炎で炊く方式ですね。
むか~しうちもガスの炊飯器を使っていた気がします。
ガス炊飯器の特徴は、電気と違い炎で炊くので温度が高いということ。
つまり、火力が高い方がおいしくたけると。
そうなると、内鍋自体が発熱するIH炊飯器の方が、マイコン式に比べて有利になりますね。
で、おそらく圧力IH炊飯器も、圧力をかけることによって短時間でガス炊飯器のように高い沸点でたくことができるんだと思われます。
IH炊飯器に圧力を加えることによって、単なるIH炊飯器より高い温度が出せる。この事によってよりガス炊飯器に近いおいしいお米が炊けるじゃないかな。と。
圧力IH炊飯器になると一気に高くなります。
2万円台から5万円台まで幅広いようです。
超音波圧力IH炊飯器
炊飯器の最高峰がこの超音波圧力IH炊飯器のようです。
圧力IH炊飯器に超音波機能を付け足したもので、最も速く炊くことができるそうです。
ご飯を炊く場合、30分程水につけておくわけですが、超音波でお米に水を吸収させるため、このつける時間が短くて済むというのと、圧力で高温で炊くため相乗的に全体の時間が短くなります。
値段は一番高かかったです。近所の電気屋では7万円台のものが置いてありました。
が、味としてはこれが一番おいしいようです。
メーカー
とはいっても、メーカーによってオリジナル機能を追加しているので、どの炊飯器が一番おいしいのか・・・は、微妙な気がします。
うちの炊飯器は、一番安いマイコン式。
なので、この機会に圧力IH炊飯器でも買って味の違いを試してみたいなぁ。なんて思ってみたり・・・。
うーん。
オーブンも欲しいし、どっちにしよう。
| 2007/07/31 22:34 | このページのトップへ | コメントを書く | 管理