冷蔵庫の比較

2009/09/05 02:25

料理に関するなにかいい電気器具、ないかなぁ。なんて近所の大型電気店に行き、色々眺めていると冷蔵庫の前に。
真剣に選んでいる私の姿を見て、店員が声をかけてきました。
まいったなぁ。こんな高い買い物、買うつもりはないのに・・・。
なんて思いながら、愛想笑いなどしていたんですけれど、いろいろ聞いてみるとかなり冷蔵庫には詳しそう。

それに、色々最新の冷蔵庫の中身を覗いてみると、数年前の冷蔵庫とは違う点がいくつか目についたので、詳しく聞いてみることにしました。

最近の冷蔵庫の傾向

卵を入れるスペースが・・・

まず気がついたのが、今までは扉の裏側の少し上あたりについていた卵を入れるスペースが、扉の裏側ではなくて、冷蔵室の引出の中になってる!

玉子は色々な料理に使うし、すぐに取り出せる場所にあるのが望ましいと思うのに、なんでいちいち引出を開けないと??
イメージ的には、最近の冷蔵庫は、自動で氷を作ってくれますが、あの氷を作るための水をセットする場所がありますが、そのとなりあたりに玉子2列分の大きさの引き出しがあって、そこに玉子をしまうようになっている製品がほとんどなんです。

冷蔵庫に限らず、色々な家電製品は、日に日に使いやすいように進化していくはずなので、世間一般には扉の裏にあるより、引き出しの方がいいのかな?と思って店員に聞いてみると・・・

卵は、何年か前牛丼屋でも夏場のゆで卵の持ち帰りは中止になったように、案外腐りやすいです。
で、扉の裏側は、最も開けたときに温度が上がる部分。
そんな場所に卵をしまっておくと、温度変化が大きく、腐りやすいんだとか。
そこで、多少使い勝手は悪くなるものの、冷蔵室内の引出の中にしまうようになっているんだとか。
なるほど。

でも、使いにくいなぁ・・・。

野菜室が一番下に

今使っている冷蔵庫(富士通 新『選びま鮮果』ER-S40AF)は、冷蔵室があって、その下に氷と、そのとなりがソフト冷蔵室があって、その下が引き出しの野菜室。
一番下が、引き出しの冷凍室になっているんですけれど、麦茶とか飲み物類は野菜室に入れてるんですね。
なので、結構頻繁に開け閉めするのがこの野菜室。

一番下の冷凍室は、しゃがまないと使いにくいので、頻繁に使うような野菜室はこの一個上の一がちょうどいいんですね。
ところが!!
ほとんどのメーカーが、野菜室は一番下!!
唯一、TOSHIBA製は、下から二番目に野菜室があることをアピールしている見たいなんですけれど、その他のメーカーは、ほとんどが一番下が野菜室。
そしてその上が冷凍室。

冷凍室が一番下ではない理由

これも店員に聞いてきました。
最近は、不況のあおりかまとめ買いする人が多いんだとか。
それと、業務スーパーのような安い冷凍食品が増えてきました。
そのため、一昔前より冷凍室の需要が増えてきたらしい。
確かに私も、最近は業務スーパーで買い物をするのが休みの日の日課になりつつあり、家の冷蔵庫の冷凍室では、しまうスペースがなくなってきて、いっそ冷凍庫だけ買おうか。なんて思っているぐらい。

世間一般にもそうした激安冷凍食品が普及しつつあり、なおかつ、多めにつくって冷凍室で保存する家庭が増えてきたんだとか。
野菜室より、冷凍室の方が需要が高くなった結果、一番下が野菜室。
その上が冷凍室になったんだとか。
なるほど・・・。

TOSHIBA製の弱点

確かに冷凍室も重要だけれど、どっちかっていうと私の場合、野菜室の方が頻繁に使うなぁ。と思って店員に聞いてみると、やっぱりそうなるとTOSHIBA製じゃないとダメらしい。
ただ、TOSHIBA製では冷蔵室の中に野菜室を設けている製品もあり、そっちを選択されるのも1つの手です。とのこと。

ただ、TOSHIBA製の冷蔵庫は、省エネが他のメーカーに比べ、ちょっと遅れているらしい。
確かに値札を見ると、東芝製のはエコポイントがつかない。

「いずれは東芝も、エコポイントがつくような製品もでるんですよね?」

と聞くと、

「えぇ。おそらくそうだと思うんですけれど、エコポイント自体が来年(2010年)の3月までですので、新機種がでても間に合わないと思うんですよね」

とのこと。
もし東芝製を購入するのであれば、エコポイントが切れて、省エネの製品が出るまで待った方がいいかも?

最も売れているパナソニック

最後にズバリ、最も売れているメーカーはどれですか?と聞くと、即答で「パナソニックですね」

ほぅ・・・。理由は?

女性向け

冷蔵庫売り場に行くと一目でわかるんですけれど、一般家庭用の冷蔵庫の高さは、だいたい178cm程度。
男性にはそれほど高いと感じられないかもしれませんが、女性には少し高い。
冷蔵室の一番上の棚は、なかなか女性には取りづらいし、入れにくい。

そこでパナソニックでは、この一番上の棚にあたる部分の奥に他のメーカーでは、冷蔵庫の株の奥に設置しているコンプレッサーを設置することによって、余り物が置けないようにしてあります。
その分、一番下の野菜室はコンプレッサーがない分、他のメーカーよりも奥行きが広いそうです。

手が届きにくいから、余り物を置けなくても不自由がない。その分を野菜室のスペースにする。
という発想らしいです。
参照 パナソニック モニターレポート

省エネ

実は、冷蔵庫というのは夏場や冬場のエアコンの次に電気を消費する製品です。
エアコンは人がいないときには使わないけれど、冷蔵庫は1年中つけっぱなしなわけです。
つまり、最も省エネ効果が高い製品でもあるわけです。
一度買えば、10年は使う製品であることを考えると、電気代が安い製品を購入した方がお得かもしれません。

少し前の冷蔵庫では、年間電気代が10,000~12,000円程度が主流でしたが、省エネ評価が4つ星(4点満点)の製品は、8,000円台ぐらいのようです。
10年使うと、その差額は20,000~40,000円。
使い勝手以外にも重要な選択基準かもしれません。

 

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