ホイップクリームをうまく作る ケーキ用

めんどくさそうだし、難しそうに感じるのがケーキのホイップクリーム作り。ところが泡立て器があれば、あっという間に完成。

ホイップクリームをうまく作る ケーキ用

記事投稿日:2013/03/31 17:58

お菓子好きなら一度はあこがれるお菓子作りの最高峰「ケーキ」。
ケーキの特徴は二つ。「クリーム」と「スポンジケーキ」。
が、このスポンジケーキ。おいしさもお菓子の中では最高峰であるが故に、作り方も非常に難しい・・・らしい(何せまだ作ったことがない^ ^;)
ところが、うまい具合にスポンジケーキ自体は売られていたり、他のもので代用できたり。

このブログでは、誰でも簡単にそして安く作ることをポイントとしているので、あえて難しい料理、調理には挑戦しません。
そこで今回は、スポンジケーキ部分は他のもので代用し、ホイップクリームだけ自分で作ってみようと。
実際、できあがった状態で売られているは、たいてい2,000~3,000円。
ところが、自分で作れば300~600円程度でできてしまいます。
しかも味の方は、市販のものとそう変わりがないレベル。
実は、2年前(2004年)のクリスマスケーキを作ったときに初めてホイップクリームというものを作ってみたんですけれど、このときは何となくうまく作れなかったので、今回再チャレンジの意味を込めて腰を据えてチャレンジしてみました。

ホイップクリームの作り方

植物性脂肪の生クリーム今回使ったのが植物性脂肪の。
植物性以外にも、動物性の生クリームもありますが、どちらもきちんとホイップクリーム作りとして使えるようです。
ただし、植物性の方が若干安いようでたいてい動物性が200~300円で売られているのに対し、植物性は100~200円程度のようです。
また、生クリームは牛乳と違って賞味期限が長く、中には60日間品質保持マークが付いたものも。

生クリーム 植物性と動物性の違い

生クリームの植物性と動物性の違いなんですけれど、味がぜんぜん違います。
例えて言うと、バターとマーガリンのような感じ。植物性の生クリームはさっぱりした感じ。
ショートケーキはどちらかと言うと、植物性の生クリームを使っている場合が多い気がします。
いつもお馴染みのあの味が植物性。
それに対して動物性の生クリームは、コクがある感じ。デコレーションケーキだと動物性の生クリームを使っていることが多い気がします。
私は動物性の生クリームを食べた時に「あ!なんか不二家の味だ!」と感じました。(笑)
不二家でケーキなんてほとんど買ったことがないのに。(笑)
多分、七五三の不二家の飴が思い浮かんだのかもしれません。

味としては好き嫌いがわかれるでしょうけれど、私的には植物性のほうが美味しく感じられました。
もちろん動物性の生クリームも美味しいんですけれど、食べ過ぎると飽きが来るのが早いのが動物性だと思います。
なお、うまく泡立つかどうかは、動物性、植物性、どちらもあまり変わらないようです。

作り方

冬であっても、氷で冷やしながら作った方が成功しやすいようですよく言われることですが、ホイップクリームをうまく作るこつは、冷やしながら泡立てること。
なので、大きめのボールに氷を入れ、さらに塩をふりかけて0度以下まで下げ(最大マイナス20度ぐらいまで下がります)、この上に生クリームをかき混ぜるボールを乗せ、冷やしながら泡立てます。

追加
何度か生クリームでホイップを作って気がついたのですが、あまり冷やし過ぎてもいけないようです。
冬のように室温が低い場合は、あえて氷で冷やさなくても上手にできるかもしれません。
一度大量の氷を用意して、塩をかけてキンキンに冷やしたところ、うまく出来ませんでした・・・。

牛乳よりかなり濃い感じですわかりにくいかもしれませんが、牛乳に比べかなりドロッとした感じです。

少し寝かせて泡立て器の回転速度を最速にすることホイップクリームを作るなら、通称泡立て器は必須。
これがあるとないでは、手間暇が全然違います。
左の画像は、ハンドミキサーをかけてすぐの状態。

2分ほどした状態2分ほどした状態。
ホイップクリーム作りは、いかに泡立てるか・・・がこつ。
ボールを傾けたり、ハンドミキサーをいろいろな角度にして、きちんと泡立つポイントを試行錯誤しながら回していきます。
ちなみに、ハンドミキサーの回転速度は最高にしてください。じゃないといつまでたってもできあがりません。
また、角度によっては生クリームがはねるので注意。

5分もたつとこの程度に5分もたってくると、このように液体からほぼ固体へ。
ちょうどシャンプーを泡立てたときのような感じ。
まだ柔らかすぎますね。

この状態でも使えないことはありませんが上の状態時に、ハンドミキサーを傾けたりしているとすぐにこのような状態に。
この状態でも使えないこともないですけれど、いわゆる「角が立つ」状態とはまだまだほど遠い感じ。
ただ、この状態の方がケーキに塗るときは扱いやすいかもしれませんし、ミキサーの針金部にクリームが残らないので、片付けも楽。
この柔らかさでも、冷蔵庫に一晩寝かせるときちんと固まって、ちゃんとしたケーキ用のクリームになります。

時々泡立て器の角度を変えてみるチューブを使ってデコレーションする場合は、この程度まで固める必要があるかもしれません。
上の状態から、ミキサーの角度を垂直にして大きな円を描くように回していると、このように固さが増しました。
注意してほしいのは、この状態になってもまたミキサーの角度を変えたり、ミキサーにかける時間を長くしても再び柔らかい状態に戻ってしまうので注意。

ここまで堅くなればベストここまで堅くなれば成功です。
が、なかなかここまで堅くならないことも・・・。
今回3回チャレンジしたのですが、ここまで堅くなったのは1回だけ・・・。
ただし、柔らかい状態でも全然味は変わりません。
チューブでデコレーションしなければ、ここまでする必要はありません。

角が立った状態角が立った状態。
おいしそうですねぇ~。

ホイップクリームをうまく作るポイント

初めての人でも、上手に作るポイントはなんといっても泡立て機(ハンドミキサー)があるかないかにかかっています。
それと、氷で冷やすための大きめのがあると便利ですね。
ただし、生クリームを入れるボールは中くらいの大きさがいいでしょう。
というのも、画像を見るとわかるんですけれど、ボールの縁までクリームが増えていますね。
このぐらいの方が、ハンドミキサーを垂直にしたときにきちんと泡立て部が生クリームですっぽり埋まる状態なので、上手にホイップしやすくなります。

あとは、10分たってもうまく固まらない場合は、あきらめましょう。(笑
冷やし方が足りないとうまくできないときもあるようですが、冷やしてもうまくできないときもありました。
また、うまく堅くならなくても全然おいしさには変わりないので、気にすることはありません。
それから、できたては触感も、味もあまりおいしくありません。
なので、ケーキに塗ったら冷蔵庫に入れて一晩おいておくようにしましょう。

うまくできない!?失敗例

堅くならなかった例左の画像は、いくらハンドミキサーで泡立てても上の画像のように固くならなかった例です。
もちろん、この状態でも十分おいしいので気にすることはないんですけれど・・・。

 

にほんブログ村 料理ブログ 男の料理へ | 最終更新日:2013/03/31 17:58 | | | コメントを書く | 管理

【maro】 2008/12/18 00:12

とても分かりやすく参考になりました!
ありがとうございます♪

 

管理人】 2013/03/31 17:58

お役に立てて嬉しいです!

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