フルーツゼリーの作り方 クールアガー編
Last update 2018-05-30 21:23
暑い夏にぴったりなお菓子、フルーツゼリーを作ってみました。
今までゼリーなんて作ったことがなかった私でも、まるで売っているゼリーのような見た目、味のゼリーが完成。
しかもコストもすごく安い!
多分私が出来たのだから、誰でも失敗しないで出来ると思います。
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目次
固める素材の違い
液体をゼリー状に固めるには、
- アガー
- ゼラチン
- 寒天
があります。
アガーとは
「アガー」とは「寒天」を英語で書くと「
アガーは製品としては「クールアガー」が有名ですが、実際に作ってみると寒天で作ったゼリーとは違い、透明度が高く、無味無臭で癖のないきれいなゼリーが出来ます。
反面、一般の店舗ではなかなか販売されていないので、私の場合はアマゾンで購入しています。
寒天
寒天もクールアガーも海藻が原料なので、食物繊維が豊富らしいです。
画像は右が「クールアガー」を使って作ったゼリー。
左が「寒天」を使ったゼリー。
このように寒天を使うと白く濁ったゼリーが出来ます。
口に入れたときに若干、寒天独特の味(?)があるので、クールアガーに比べ、苦手な人もいるかもしれません。
ただ、どちらも食べ比べないとわからないレベルでおいしいことはおいしいですよ。
寒天は一般のお店でも入手しやすいのが最大の特徴です。
ただ、私としてはクールアガーを使ったゼリーの方がおすすめです。
寒天はヨウカンとか和菓子のゼリーを作る場合に向いてると思います。私は和菓子が苦手なので、寒天を使ったゼリーよりクールアガーの方がおいしく感じるのはそのせいかもしれません。
ゼラチン
このほかにも「ゼラチン」を使ったゼリーもありますが、まだ私は作ったことがありません。動物の皮膚や骨、腱などの結合組織の主成分であるコラーゲンに熱を加え、抽出したもの。
こちらも透明度が高いのですが、アガーと違い、常温でも溶ける場合がある(夏など高温な時期)ので注意が必要です。
アガーを使ったゼリーの作り方
材料
今回は1.5kgの大量の桃のゼリーを作ってみたいと思います。
材料 | 量 | 価格 |
---|---|---|
アガー | 大さじ2杯 | 約45円 |
スポーツ飲料(粉) | 1リットル分 | 約20円 |
砂糖 | カップ1杯弱 | 約21円 |
水 | 1リットル | 約0.24円 |
桃の缶詰 | 一缶 | 約85円 |
アガー
アガーとは寒天の英語(Agar)です。が、スーパーなどで売られている寒天を使うと、今回紹介するような透明度の高く、プルンとしたゼリーが出来ません。
なので私はアマゾンで売られているクールアガーを使いました。
砂糖
カロリーを気にしている人にとっては砂糖の量にびっくりするかもしれませんが、意外と市販のジュース、ゼリーなどには大量の砂糖が含まれています。
標準的には200mlのカップすり切り一杯分がいいのですが、お好みによって調節してください。ただし、砂糖を少なくするとなにか物足りないゼリーができあがるので、あまり少なくするのも考え物です。
私の場合は200mlのカップの140~160mlの目盛り位置の料の砂糖を使っています。
スポーツ飲料
1リットルのパックで売られているジュースでもいいのですが、そうすると材料コストが上がってしまいます。なので私はスポーツ飲料で代用しています。
基本的にはどのスポーツ飲料でもおいしく出来ます。
缶詰
缶詰の果物はお好きなものを選んで結構なのですが、固めるときに重さで沈んでしまうので、細かくカットする必要があります。
あいにく業務スーパーでは桃を細かくカットした缶詰が売っているので、これを使いました。
しかも1缶78円(税抜き)とめちゃめちゃ安い!
近くに業務スーパーがなければ、パイナップルやミカンの缶詰でも合うかと思います。
コスト・材料費
さて、気になるコストを計算してみました。
例えばドラッグストアで売っているゼリーは、160gで78円(税抜き)でした。
今回は約1.5kgのゼリーを作りましたが、材料費は約171円でした。もし、1リットルのジュース(約150円)を使ったとすると、約300円になります。それでもまだ安いですよね。
作り方
クールアガーは今回大さじ2杯。
売られているゼリーは溶けかかっているような水っぽさのある製品が多いようです。
このようなみずみずしいゼリーを作りたい場合は、若干少なめにしたほうがいいかも。
スポーツ飲料の粉末、砂糖、アガーを入れたらよくかき混ぜます。
アガーは若干溶けにくいのですが、この段階で砂糖に混ぜておくと、ダマにならずちゃんと溶けてくれます。
フルーツがなくてもゼリーは作ることが出来ますが、砂糖と同じで食感的になにか物足りないゼリにーなります。
ほとんどが水分ですから当然といえば当然なのですが、なるべく果物などを加えたほうが味も食感も楽しめます。
果物は周りのゼリーより若干重いので、固まるときに沈んでしまいます。なので一度に大量のゼリーを作る場合は、このように細切れのほうが分散してくれて使い勝手がいいです。
弱火で90度まで熱します。
あまり強い火だと、鍋の底に溜まったアガーが焦げる場合があるので、若干弱めで温めました。
鍋のフチに細かい泡がでてきたら90度程度になった印です。火を止め、粗熱をとります。
大きめのタッパーに移し替えます。
タッパーの耐熱温度は120度なので、出来上がってすぐに入れてしまったも構いません。
こんな感じ。あとは常温になるまで蓋をして(完全に蓋をせずに開けておく)待ちます。
ちなみにアガーは40度以下になると固まるので、冷蔵庫に入れなくても固めることは出来ます。
2~3時間ほど置くと美味しいゼリーが出来上がりました。
固さもちょうどいい感じ。
味の比較
このあと「寒天」を使ったゼリーも作ったのですが、個人的には「クールアガー」を使ったゼリーのほうが癖がなく、見た目も綺麗なので私好みにできました。
寒天の場合も美味しいのですが、クールアガーを使ったゼリーと食べ比べると、口に入れたときにふわっと広がる寒天独特の味が邪魔しているような気がします。
なんというか寒天の場合は、和菓子のゼリーですね。
お中元などで送られてきた和菓子のゼリーを食べたことがあるかと思いますが、あんな感じ。
それに対してクールアガーを使ったゼリーは、お店で売られているぷるんぷるんのゼリー。
私のようなお菓子料理初心者でも失敗無しで作ることが出来ます。
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最終更新日 2018-05-30 21:23
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投稿日:2018-05-30 | | |